抹茶の香るフォアグラのテリーヌ、グラチネしたふろふき大
原 和孝 (ホテル日航福岡)

素材 :
フォアグラ・ド・カナール 処理済み 500G
紅塩 6.5g
昆布だし顆粒 1.5g
抹茶 3g
梅酒 20cc
日本酒 10cc
日本酒 100cc
三温糖 8g
板ゼラチン 2.2g
柚子果汁 4cc
スダチ汁 1/4個
大根 太いところ15cm
醤油 15cc
フォンブラン 200cc
サントモール 60g
卵白 1個
薄力粉 13g
白ゴマ 10g
マルエ味噌 5g
水 5cc
紅芯大根 30g
塩 1G
蜂蜜 5g
米酢 10cc
黒砂糖 50g
ザラメ 30g
水 80cc
プチバジル 10枚
レッドソレル 10枚
ハコベラ 10枚
作り方 :
- (盛り付け)
処理済みフォアグラを常温に戻し、梅酒・日本酒をふり、紅塩・昆布だし顆粒・抹茶を混ぜたものをまんべんなくまぶし、真空パックし冷蔵庫でマリネする。半日マリネしたものを常温 にもどし、真空のまま 64°Cのスチームで芯温 42°Cまで加熱する。よく脂をきり、10X13 cmの 型に詰め一日重石をする。
日本酒を 75CC まで煮詰め三温糖・もどした板ゼラチンを溶かし常温まで冷ます。柚子果汁・ スダチ汁を加え漉し冷やす。固まる前にエスプーマに入れる。
大根を 3.5 cmの輪切りを 3 つ、2.5 センチの輪切りを 2 つ切る。直径 3 cmの型で抜く。大小各 10 個を醤油とフォンブランとともに 30 分炊く。サントモールの皮を取り除き炊いた大根 の上にのせ、サラマンダ―でグラチネする。
卵白を8分立てし薄力粉・煎った白ゴマ・水で溶いたマルエ味噌を加える。シルパットにデミスプーン 1 杯ずつ生地を乗せ煎った白ゴマをふり、上からシルパッドをかぶせる。150°C のオーブンで 20 分焼く。その後上のシルパッドを外し 130°Cで 7 分焼く。
紅芯大根を厚さ 1 mmにスライスし 1/2 に斬る。塩・蜂蜜・米酢を合わせたマリネ液に 15 分間 漬け込み、写真の様に巻く。
黒砂糖・ザラメ・水を鍋で沸かしとろみがつくまで煮詰め、漉し冷やす。
長方形の皿に黒蜜を引き、1cm厚に切ったフォアグラを乗せ、チュイル・紅芯大根・飾りの葉を乗せる。グラチネしたての大根を乗せ、エスプーマを絞り、抹茶をふる。