Rougié

新しいレシピ!
木の皮に包まれたフォアグラと伝統食材「川茸」のコンフィチュールと柿

金丸 建博 (颯香亭)

材料・分量

木の皮生地
強力粉(福岡-糸島産 NIPPNより入手可)170g
全粒粉 150g
  溶かしバター(高千穂バター) 85g
ぬるま湯20℃ 160g
ドライイースト5g
塩7g
竹炭パウダー5g
焼成フユタージュの端切れ 適量
黒米パウダー(糸島産) 適量

フォアグラマセラシオン
フォアグラ処理済み 1p
塩(フォアグラに対し1%)
黒砂糖(フォアグラに対し0.5%)
鮎醤(フォアグラに対し2%)
日本酒(若波純米吟醸 寿限無) 、フォアグラに対し5%)
蜂蜜(久山養蜂場 山サンショウ密)20g

柿のコンディマン
柿(朝倉)ブリュノワーズ 1個
エシャロットアッシェ 1/2個
柿酢(九州酢蔵)
朝倉EXVオリーヴオイル 適量
塩適量

川茸のコンフィチュール
材料 川茸(川苔) 100g*福岡朝倉 川茸元祖遠藤金川堂
はちみつ30g
米酢15g
鮎醤油5g
塩適量
生姜ブリュノワーズ40g
ピュアオリーヴオイル30g

川茸チュイル
川茸100g トレハロース3g 水飴8g

柿のピクルス
柿スライス1個分
柿酢50ml
水50ml
昆布5g
白ワイン20ml
甜菜糖35g
塩5g
ローリエ1枚
タイム1本
粒黒胡椒ホール5粒

ブラックオリーブパウダー
ブラックオリーヴ1缶

仕上げ
ヤロウ花5ケ
ムラメ5ケ
オクサリス1ケ

作り方

木の皮生地
1、ケンミックスに強力粉、全粒粉、塩を入れる。ビーターで低速で撹拌する。溶かしバターを少しづつ加える。ぬるま湯にドライイーストを溶かす。先の粉類に少しずつ加える。最後に竹炭パウダーを加え、綺麗に混ぜ合わない内に機械を止め半日冷蔵庫で休ませる。
2、パスタマシーンに通し、1番細かい番号まで薄く伸ばし、焼成したフユタージュを粉状にしたものと黒枚パウダー(生の黒米をミルサーで細かく挽いてたもの)を適量塗し、麺棒で表面をよく押さえ込み、木の皮に似せた生地を作る。
3、高さ5cm×長さ12cmのチューブ型に巻き160度のスチコン(オーブンモード)で5分焼き、横半分に切り込みを入れ、更に5分間焼く。乾燥剤を入れた密閉容器で保管する。

フォアグラマセラシオン
1、フォアグラ処理済みを袋からだし、冷蔵庫内で解凍する。残っている血合いと血管をよく取り除き、材料でマリネし、真空パック専用の袋に入れ真空する。 2、65度に温度調整した、湯煎(サーキュレーター)に入れ45分間火入れする。 3、フォアグラをザルに空け、溶けた油脂とフォアグラと分ける。 4、油脂を取り除いたフォアグラをラップで包み3cmの丸型に整形する。ブラストチラーで冷やす。冷蔵庫で保管する。
柿のコンディマン
1、柿酢とエシャロットの微塵きりを鍋に入れ沸かす。汁気がなくなったら冷まし、ブリュノワーズに切った生の柿を加え、EXVオリーブオイルで和え、塩で調味する。

川茸のコンフィチュール
1、鍋に蜂蜜、米酢をわかし、川茸を加える。水分がなくなるまで火にかけ、鮎醤と塩で調味しexvオリーブオイルを加えよく合える。冷まし、冷蔵庫で保管。

川茸チュイル
1、川茸をサーモミックスに入れ、80℃まで温度を上げ、トレハロース、水飴を加え細かく攪拌する。
2、シルパットに薄く伸ばし、食品乾燥機に入れ70度、24時間乾かす。適当な大きさに割り、乾燥剤を入れた密閉容器で保管。

柿のピクルス
1、ピクルス液材料を鍋に入れ沸かす。スライスした柿に加え、そのまま冷ます。

ブラックオリーブパウダー
1、ブラックオリーブ缶詰を開け、オリーブの実を取り出し、よく水分をきる。
2、食品乾燥機に入れ、70度24時間乾燥させ、粗熱をとり、ミルサーで細かく引く。乾燥剤を入れた密閉容器で保管。

仕上げ
1、皿に木の皮の生地をのせ、片方に生地にバランスよく、柿のコンディマン、川茸のコンフィチュール、フォアグラの順に繰り返しのせ、2cm1枚と5mm5枚に丸くくり抜いた柿にピクルスを乗せ、ヤロウの花、ムラメ、オクサリス、川茸のチュイルを飾る。